スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

翻牌の早鳴きを慎む

近年のスピード麻雀の時勢からか、翻牌と言うのはやたらアマチュア雀士にもてはやされるものだ。
翻牌は別名特急券とも呼ばれ、それだけでアガリ役になるのだから
麻雀を覚えたての初中級者には格別有難いものかもしれない。

東局 平場 子方 4順目 ドラ 七萬

二萬三萬六萬七萬八萬四筒五筒五筒四索五索七索白白 出る(二枚目) 白

このように、序盤から翻牌がトイツで入っていると、
それまでの流れがいくら悪かろうともたちまち上機嫌になる。
そしてその牌が出るや否や、得意満面でニッコリ笑って「ポンッ」と発声する。

だが少し待って欲しい、仮にこれをアガったところでたかだか2000点である。
ノー聴罰符と大して変わらない収入を得たところで君は一体何が楽しいのだろう。

むしろ安仕掛けと見られたら押され放題、なめられ放題で結局降りることになるのではないだろうか。
そうなった場合、手の内は数牌だらけで全く受けが利かないではないか。

では居直って全て突っ張ろうか。
しかしたかだか2000点のために己の身を捨てるというのではリスクとリターンの勘定が合わない。

こうなると、降りるにせよ押すにせよ、どちらにしても中途半端になってしまう。
まるで素人の右往左往であり、一体何のための鳴きだったのかよく分からなくなってしまったではないか。

結局、焦ってこの白に食いついたのが誤りだったのだ。
ここは二枚目と言えども白は見送り、白を雀頭としてリーチ、
あるいは中張牌の伸びが良ければ白をトイツ落とししてメンピンドラ1でリーチとすべきである。
ツモや裏ドラの可能性がある分、焦って食いつくよりもメンゼンリーチで攻めるほうがよほどいい。
そして手作りの途中で他家からの攻勢にあったら、この白の二枚を落として受けに回ろうではないか。
どうだろう。この白の見送りはまさしく攻守兼用の盾と矛ではないか。

このように、あまり早く翻牌に食いつくと手牌の先々の可能性を封鎖するだけでなく、
安全牌を失って後々自分の首を絞めてしまいかねないケースがある。
手牌を全て数牌だらけにするのは、覚悟を決めて勝負するときだけだ。
そうでなければある程度字牌をストックし、攻に守に柔らかい形にしておくべきである。

東局 平場 子方 6順目 ドラ 八筒

四萬五萬四索四索五索七索八索八索九索東東發發 出る(一枚目) 東

東をポンして四五萬と落としていくのは一見してグッドアイディアに見えるが、
もうひとつのほうの翻牌が鳴けなければそれほど高くならない。
一色役は捨て牌に特色が出やすいから一色を警戒され、発を握り潰されてしまう可能性は十分にある。

東ポンの打八索はあまりにもひどく、問題外だ。
こんな打牌をする人とは麻雀の話はしたくないだろう。

ここはこの東は見送り、メンホンの可能性を追うか、
あるいはどちらか片方の翻牌を暗刻にしてから仕掛けるべきである。
可能性を追った結果、どうしてもダメだった場合に二枚目を仕掛け3900のテンパイにとれば良い。

しかしながらこの手牌、本命はやはり緑一色か九連宝燈である。
手牌の可能性を信じ、伸ばせる手はどこまでも澱み無く伸ばすことが
自らのツキを太く大きく育てるための秘訣なのだ。
スポンサーサイト
プロフィール

Author:山猫@ニャー
※リンクはご自由にどうぞ。
 管理人の承諾は不要です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。