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リーチの条件

さて、本ブログでは今まで「安易にリーチするな、リーチするな」と何度もクドクド述べてきた。
ここまで書くとリーチってそんなに悪いものなのか、と思ってしまう読者もいる事だろう。

だがそんな事は決してないので誤解しないでいただきたい。
以前にも述べたように、リーチというのは近代麻雀で勝ち組に回るためには必要不可欠のものだ。
筆者は安直なリーチに警鐘を鳴らしているのであり、
リーチそのものを否定しているわけでは決して無いのである。

近代麻雀では、受けよりも攻めに比重を置く考え方が主流だ。
そしてリーチというのは間違いなくその攻めの中核になる。
すなわちリーチを知らないということは、近代麻雀を知らないという事になるのだ。

さて、リーチというのはどういう行為か。
リーチをかけるということは、回収できるかどうかも分からぬ1000点を支払い、
「私はテンパイしています」とラッパを吹いて回り、そしてそこから先はどんな暴牌でも振る事になる。

どうだろう。傍から見てみると随分な奇行ではないだろうか。
ここまでの奇行をするからには、やはり絶対にアガり切ることが必要である。

あなたが一生懸命組み立てた手牌を果実とするためにも、
供託料として支払った1000点を回収するためにも、また、他家への放銃を避けるためにも、
とにかく君が上がりきってしまう事が一番望ましいのだ。

ここにリーチの大原則がある。
すなわち、リーチというのは絶対に上がれるとみなした場合にのみかけるものなのだ。

さて、それでは絶対に上がり切るにはどうすればいいだろう。
答えは簡単、絶対に上がれるという条件を満たした場合にのみリーチをかければいいのだ。

私のリーチのシステムは非常にシンプルである。
以下の五つの条件をチェックし、リーチするかどうかを決するのだ。

①手牌が最終形に達していること

手変わり牌が二種類以下、あるいは二翻も三翻も打点が伸びるような手変わりが見当たらないこと。
要するに、手牌の持つポテンシャルをフルに引き出したと言える段階で「リーチ」と発声する。

②順目がそれほど遅くないこと

リーチをかけると他家の警戒を誘うことになり、
ロン牌が出にくくなるため、どうしてもツモアガリ頼みになりやすいものだ。
一巡の間にロンのチャンスは3回、ツモのチャンスは1回あるが、
リーチというのはその3回を放棄する事になるとも言えるだろう。

そうなると、ある程度山が残っている事が望ましい。
だいたい8順目か9順目までにリーチをかけるのが理想と言えよう。

順目の遅いリーチは基本的にはお勧めは出来ないと言える。
1000点の供託料が少しもったいないだろう。

③待ちが良形であること

これについては説明は不要だろう。
しかし、良形であるからといって何でも○をつけてしまうのは良くない。
例えば、愚形であっても場に安い色だったり、引っ掛けが用意してある場合などは加点、
良形であっても場に高い色である場合などは割引が必要となる。

④効率良く得点が上昇すること

ピンフのみ、タンヤオのみのリーチはそれほど得点上昇効率は良くない。
1000が2000、1300が2600になるだけの事である。
もっとも順目も遅くなく、待ちが良形であれば悪くはないリーチだろうが、
これでは少し面白くないのもまた事実である。

リーチで一番うまみがあるのは子で3900、親で5800の手だ。
リーチの1翻アップで効率よく得点が倍増する。

子で5200、親で7700の場合は少し割り損な感じがする。
私であれば「ツモならダマ聴でもマンガンまで届く」「約1.5倍しか得点が増えない」
ということを理由にダマ聴に構えるだろう。

子で6400、親で9600以上が既に確定している場合はまずリーチはしない。
どうしても必要な場合を除いては原則ダマ聴である。

⑤その他特別な事情等

以上の四つに加え、その時々に応じてリーチをかける理由、
あるいはダマ聴でいるべき理由があるならそれも判断材料に加味する。
例えばこのような状況があった場合、

オーラス 0本場(供託のリーチ棒無) 東家 8順目 トップより△11700の2着 ドラ 五索

三萬四萬八萬八萬六筒七筒八筒二索三索四索五索赤六索七索北

既に11600が確定しているが、ロン和了の場合は100点足りないのでリーチが必要となる。

---

どうですか。案外単純でしょう。
でもこの5つさえチェックすれば、市販の何切る本の「リーチしますか?」というような問題は
大抵は正解できるはずなのです。

①~④は、○が多ければ多いほど良いリーチである。
⑤については、その時々の状況に応じて読者自身で判断していただきたい。

麻雀というのは多種多様な局面があり、点棒状況、残り枚数、牌勢等様々な要素が反射しあう。
麻雀にこの一手無しと俗に言われるのは、その時々に応じて正解というのも実に様々となる複雑さが所以があるのだ。

そして複雑であるが故に省き、シンプライズが必要となる。
麻雀という密林の中で迷いを避けるためには思考を一本化し、
そしてシステムとして組み上げてしまう事が一番望ましいのだ。

どこの麻雀クラブへ出かけるにもこのリーチの定石さえ覚えておけば、
君の攻めは冴えに冴えわたる事は請け合いである。
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