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チートイか、トイトイか

麻雀を背骨で打つ新津潔プロは、チートイツは嫌いだと公言して憚らない。
チートイツという役はとにかく遅く、なかなか手が進まずにイライラしてポンッ、
とやってしまった経験は誰にでもあるだろう。

しかしながらチートイツはドラが絡めばかなりの破壊力になるし、うまくいけば四暗刻に渡ることも出来る。
一般には守りの手役とされるチートイツだが、攻撃の面でもなかなかに強力な手役である。

対して、同じトイツ系の役としてトイトイホウがある。
トイトイは同じ牌を3つ揃えれば一面子となり、ドラえもんのドンジャラと同じであるから、
バカでも出来るトイトイホウなどと揶揄されたりする。

しかしながら、バカでも出来るトイトイホウにもセオリーがあることを忘れないで欲しい。

東1局 平場 子方 3順目 ドラ 西:麻雀王国

三萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国西:麻雀王国 ツモ 六萬:麻雀王国

一見してメンタンピン三色を狙えそうな手牌だが、
序盤からリャンメンを思うように引けず、4トイツが出来てしまった。
こんなときは、自分の欲しい筋は大抵は他家がトイツで持っているものだ。
自分の手牌にも、三萬、六萬と、筋でトイツが出来ている。
これをスジトイツと言い、一般にはトイツ場のサインとされている。

こんな時はピンフは狙わず、トイツ系の役を狙うと良いだろう。
では、チートイツとトイトイのどちらを狙うか。

こんな時は、チートイツを狙うのが正解だ。
何故トイトイを狙うべきではないか、答えはその牌組にある。
手牌には中張牌が多いが、赤ドラ麻雀では中張牌は使い勝手が良く、
人気エリアであるため皆なかなか捨ててくれないものだ。

だから、手が進まなくてイライラしても、我慢できずにポンッ!とやらずに、
チートイツで手が纏まるのをじっくりと待つべきである。

それでは、次のような手はどうか。
東1局 平場 子方 3順目 ドラ 西:麻雀王国
一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国西:麻雀王国白:麻雀王国 ツモ 白:麻雀王国

序盤で4トイツ、牌組は端牌、字牌中心、こんな手こそがトイトイホウに向いている。
鳴ける牌が出たら積極的に鳴いて行こう。
上手く行けば三色同刻もつくかも知れない。

ところで、俗にバカ混とはよく言われるが、
バカトイトイとは何故か言われないのは筆者には不思議でならない。
トイトイホウも、他に役が付かなければ2600点でお終いである。それこそバカトイトイだ。
然るに、トイトイホウは打点が5200点以上あることが必要の条件になろう。

5200点と言うことは3ハンだから、トイトイで二役、あと一役は何をつけるか。
一般的なのは翻牌やドラといった辺りになると思う。
前述の理由に拠り、断ヤオ、トイトイホウという組み合わせは
あまりセンスがよろしくないように筆者には思えるのである。
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手役の花形 ~三色同順②~

前回の更新では、一見してクズ手でも直ぐに諦めるのでなく、
孤立牌の放つ手役の影を見落としてはならぬということを述べた。

三色同順は平和に複合させるに非常に有利な役である。
少しでも気配が伺えたら、積極的に狙っていくことであなたの打点力は飛躍的に伸びることだろう。

さて、今回は三色を狙うにちょっとしたテクニックを紹介しよう。

東局 平場 子方 7順目 ドラ 北

三萬四萬六萬七萬二筒三筒四筒八筒八筒二索三索四索六索七索

234の三色が伺える手牌だが、いわゆるターツオーバーの形であり不要なターツの整理が必要である。
三四六七萬の二度受けの形がいかにも邪魔くさいが、ここでは六七萬、六七索どちらを嫌うか。

こんなとき、受け入れ枚数だの、牌効率だのと理屈を並べて六七萬を落とす打ち手は負け組のほうである。
ここは六七索のほうを嫌うのがセオリーだ。

ここで二度受けの形を残しておけば、ハズレの五萬を引いたとしても手牌の形は三四五六七萬となり、
もう一度アタリの二萬に挑戦するチャンスが残るのだ。
一方、六七萬と落としてしまえば、ハズレの五萬を引いたらそれまで、三色チャンスは泡沫と消えてしまう。
せっかく満貫、ハネ満の見えるビッグチャンスが降臨しているのだから、
ここは目ざとく狙ってみてはどうだろう。

では、次のような手牌はどうか。

東局 平場 子方 7順目 ドラ 北

三萬四萬六萬七萬二筒二筒五筒六筒七筒四索五索五索六索七索

同じく二度受けの形が残っているが、今回はどちらを嫌うか。
先ほどと似たような手牌だが、このような場合は三四萬を嫌っていくのが正解である。

先ほどの牌姿との違いは、筋の内目のほうがアタリになっていることである。
この形だと、仮にアタリの五萬を引いたところで、もう一度アタリの五八萬を引かねばならず、
ラッキーが二度必要になってしまうのだ。
これはすなわち確率の面で不利だということになり、従ってここは素直に二度受けの三四萬と外していくのが良いだろう。

二度受けは事実上ペンチャンと同じようなものであり、受け入れ枚数、スピードの面で嫌われがちだが、
敢えて残しておくことで三色チャンスを狙うに有利になることもあるのだ。

しかし、全ての二度受けが三色に有利なわけではなく、
筋の外目がアタリなら二度受けを残し、内目がアタリなら二度受けを払うというのが結論になるだろう。

手役の花形 ~三色同順①~

三色同順は仕上がった形が美しく、巷でも人気の高い手役である。
二階堂瑠美プロがよく好んで狙うことで知られているが、
配牌作業の後にあなたが手牌を開けた際、一色やトイトイ、チートイツ等特殊役の気配がなければ
通常平和を狙って手作りするであろう。

その平和に複合させる役として三色同順と一気通貫はもっともメジャーであり、
平和系の手役でよく比較されることが多い。
では、三色同順と一気通貫、メンゼンでは同じ二翻役であるが果たして得なのはどちらか。

まず一気通貫は数の並びに制約がついている。一から九まで規律正しく並んでいなければならぬ。
従って必然、打ち手は不自由を強いられ、リャンメンでテンパイしないことも多いものだ。
対して三色同順にはこういった制約はなく、数の並びは自由である。
現実には確定三色でリャンメン聴牌というおいしい手牌は少ないものの、
リャンメン高目三色というケースは一気通貫よりは多いということは読者も体感していることと思われる。

また、一気通貫は老頭牌を含むため、タンヤオとは複合しない。
ツモの具合が良くない場合に食いイッツーに逃げることも出来なくはないが、
その際は片和了イッツーでハズレのほうは役無し、あるいはカンチャン、ペンチャンテンパイとなり、
しかも得点は安手の一翻とかなり割損な感じがする。
対して三色のほうはタンヤオと複合させることが出来、万が一の場合は喰い断に逃げることも可能である。

以上のことを統括するに、三色と一気通貫を比較すると三色のほうが優位であると言えるだろう。
従ってあなたが手牌を開けたら、まずは三色同順を思い浮かべるべきなのだ。





配牌の地点ではソーズの一気通貫が伺えるが、234の下三色を執拗に追い、
最終的にドラ入りのタンピン三色まで育てている。
君は一見孤立した二萬が放つ三色の影を見落としてはいないか。
自分の手を大きく育てるには手役そのものを見るのでなく、手役の影を見抜くことが大切なのだ。





一見してクズ平和に終わりそうな大したことのない手であるが、
よくよく目を凝らしてみると六筒、六索が三色の影を投じていることが分かる。
そして六順目でリャンメン塔子を構成する三筒を落とし勝負に出た。

この南四局までは不ヅキに見舞われ全くいいところのなく、艱難辛苦に満ちた展開であったが、
道中はじっと我慢してツキを溜めれば、いつか直線一気のチャンスが開けてくるのだ。

早い手か、高い手か

配牌で「これは上がれそうだ」という手牌をもらったとき、君は何を考えますか。
とりあえず形を揃えればいいやと、ただ漠然とアガリに向かってはいないだろうか。
私であれば「この手は早い手か、高い手か」ということを第一に考える。

ボクシングのパンチというのは大別すると左と右、ジャブとストレートとに分けられるだろう。
ジャブというのは当てやすい反面、その一発で試合を決める事は難しい。
ストレートというのは簡単には当たらないが、一発当たれば試合の流れを一気に変える威力を秘めている。

麻雀の場合は早い手、高い手というのがこれに該当する事になる。
早い手は点数が安い反面、誰よりも先にテンパイ出来るので自分がアガれる確率が高く、
相手の大物手を潰す際などにはかなり利便性が高い。

反対に、高い手はテンパイが遅れがちだが、
一発当たれば試合の流れは確実に君のものとなるはずである。

さて、ボクシングの試合でジャブばかり繰り出すボクサーはどうだろうか。
彼はKOをとるまでに一体何百発殴らなければならないのか。
地道に苦労を重ねコツコツ積み上げたところで、
相手のストレート一発で簡単に吹っ飛んでしまうのではないだろうか。

反対に、ビッグパンチばかり振り回すボクサーはどうだろう。
これはただの扇風機だ。
相手のステップを止める下ごしらえをしていないのだから、こんな事をしても当たる確率は低い。
気合もむなしく空振りを繰り返し、そのうちスタミナ切れでゼイゼイ弱音を吐くのがオチである。

これを麻雀に当てはめるとどうなるか。
安上がり、早アガリばかりの打ち手は前者に該当することになる。

相手の体力は25000点もあるのにいつもいつもジャブばかりということは、
殴られた方にとっては蚊に刺されたようなものでたいした痛手にはならない。

もっとも、こんなパンチでも何百発と殴れば効き目はあろうが、
麻雀の場合は自分が殴れる回数は4回に1回と決まっている。
つまり、こんな打ち方をしていてもトップを取れる事などまずないということがお分かりいただけるだろう。

では、いつもいつもガメってばかりの打ち手はどうか。
こういう打ち手はいつまで経っても焼き鳥マークが消えない事となる。
上がらない事には当然収入も無いのだから、トップなど夢のまた夢だ。
どこまでも理想を追い求め、風車に向かって自滅するドン・キホーテタイプといったところか。

ここに麻雀の攻めの難しさがあるのだ。
ジャブとストレート、この二者を巧みに配合し、リング上でKOを演出しなければならぬ。
バカの一つ覚えのようにどちらか片方ばかりを繰り返しても、結局何の効果も無いのである。

さて、君はこんな手牌をもらった。ここから何を切るか。

オーラス 東家 7順目 トップより△8200の2位 ドラ 三萬

一萬三萬七萬八萬一筒二筒三筒一索二索三索五索五索赤九索九索

この手で九索切り、あるいは五索切りとやるのはかなりいただけない選択だ。
どちらも123のドラ入り三色を狙っての事だろうが、果たしてその打牌で良いのだろうか。

君はこのドラ表示牌のカン二萬を一体どうやって処理するつもりか。
チーするにしたってなかなか出てこないだろうし、
最終的にここが埋まらないまま残ってしまったらいったいどうするつもりか。

この最悪とも言えるカン二萬待ちで張ってもなかなか上がれず、
そのうち他家にアガリを攫われ、大事な親番をフイにするのがオチではないか。

結局、この123の三色というやつが絵に書いた餅なのだ。
ドラの三萬に惑わされ、三色に未練を残した結果、それがどれほど君の足を引っ張る事になるだろう。

従ってこの手は三色への未練を断ち、打一萬とするのがスッキリした男らしい打牌である。
ツモ四萬、四索、六索で平和への手変わりを待ち、六九萬が埋まったら即リーチといって親番を守るのだ。
手牌に惚れるなと俗に言うか、この牌姿はまさしくその典型である。

私はこの手は大きく育たなくても良いから、先制リーチで機先を制することを重視したい。
この手牌にはそもそもホームランを狙える素地がないのだから、
ホームランを狙えと指示を出すのは無理があるだろう。
私が監督であれば、ホームラン狙いに向かないバッターには堅実にヒットを狙えと指示するのみである。

今度はどうだろう。前出の何切る問題だが、

東局 平場 子方 6順目 ドラ 八筒

三萬四萬三筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒八筒九筒二索三索四索

これは九筒を切り、テンパイトラズとするのが正解だった。
間違っても八筒切りで即リーチなどしないことである。
ホームランを狙えるバッターに何故ヒットを狙えと指示するのか。
長打力のあるバッターには長打を狙わせるのは至極当然の事だ。

このように、アガれそうな手牌をもらったら、
早い手か、高い手か、どちらのタイプかをすばやく見分ける事である。
そして各々のタイプに応じて手を作っていくべきだ。

間違っても一番バッターにホームランを狙わせたり、
四番バッターにヒットを狙わせたりしてはならない。
それは結局、監督である君の失態ということになってしまうのだ。

リーチ麻雀全盛であればリーチを慎む

近年はリーチ麻雀全盛の時代である。
何せリーチ、ツモだけですでに二翻だから、その他にあと二役つけるだけであっという間に満貫役である。
さらに運が良ければ一発、裏ドラまでもが付いてきて、
赤ドラまで絡んでくると単なるクズ手が簡単に大物手に化けてしまう。
麻雀には数多くの役があるが、その中でもリーチというのは明らかに割り得な役であろう。

それ故、多くの素人雀士がメンゼンでテンパイが入るや否や、
ニッコリ笑って大きな声で「リーチ」と発声する。
手の内から出した牌をヒョイと横に曲げた彼または彼女は、
得意満面で「リーチをかけた勝利は我にあり」とでも言いたげな顔をしている。

だが勘違いしないでいただこう。
麻雀における最終目的とはトータル・トップである。
つまり100半荘、1000半荘とやって、手元にどのくらい現金が残っているかが重要なのだ。

大きく稼ぐには1着をたくさんとり、トップ賞をたくさんいただくことである。
そして1着をとるために点棒を稼ぐための手段としてアガリがあり、
テンパイすること、リーチをかけることは単にその過程のなかにあるひとつの通過点にしか過ぎないのだ。

第一、リーチをかけてもアガれなければ一銭の儲けにもならないではないか。
正確には流局時にノー聴罰符での収入があるが、
リーチ料1000点の支払いを差し引くとほとんど儲かったことにはならないはずだ。

従って、テンパイに漕ぎ着けてリーチをかけただけで殿様気分に浸るのは
私にすれば少し話が早すぎるということになるのである。

少々前置きが長くなってしまったが本題に入ろう。
先に述べたように近代はリーチ麻雀全盛だが、
リーチ麻雀全盛であれば少々リーチを慎んでいただこうと思う。

このように書くとおかしな理屈をこねているようで読者の混乱を誘うかもしれないが、
冒頭に述べたように、リーチというのはまことに割り得な役であることは私も十分承知している。
それを我慢するからにはそれなりの理由があるのだ。

まずは下記の手牌をごらんいただこう。

東1局 東家 配給原点 8順目 ドラ 南

二萬二萬二萬四萬五萬赤六萬四筒四筒三索四索五索赤六索七索西

東発としては絶好のこんなテンパイが入った。
西切りは当然として、ここではリーチを打つべきか。

先制多面テンパイは即リーチが鉄則だとか、リーチでオヤマン確定、ツモって裏1でオヤッパネ、
こういった理屈を並べるのはBクラスの雀士のやることである。
私の選択はダマ聴の一択。これに尽きる。

まずこれをダマ聴で出アガリしたとして7700、子方の満貫と同等である。
端牌で使いにくそうな二索、八索をダマ聴で狙えてこの値段、東発としては何の不満があろうか。

三面張ならリーチでもアガりやすいからリーチでもいいじゃないか。
なるほどごもっともでございます。
しかし黙っておけばもっともっとアガりやすいと思うのだがいかがだろう。

ツモって裏1でオヤッパネまで届くじゃないかとおっしゃるか。
だが手の内の牌の種類は10種類、二索か八索のアガリで11種類である。
仮に最大となる11種類での和了になったとして、裏ドラの乗る確率は一体何パーセントか。

手の内の11種類に対し麻雀牌は全部で34種類だから、11を34で除してみよう。
すなわち11/34=0.32352・・・となり、これに100を乗じて小数点第二位を四捨五入すると32.4%、
つまり約3回に1回という計算になる。

もっともこれは細かいところを省いた雑駁な計算だから、寸分違わぬ正確な数値とは思っていないが、
少なくとも真相から大きく外れたものではないだろう。

どうだろう、君はツモって裏1、ツモって裏1と鼻息を荒くするが、
裏が乗る確率というのは君が思っているほど高くはないのではないだろうか。

以上のことより、この手はツモ和了ならダマでもリーチでもどっちでもオヤマンということになり、
ここでリーチをかけるべき合理的理由は特に見当たらないということになる。

どうだろう。リーチ麻雀全盛の現世に少し違った影が見えただろうか。
赤信号、みんなで渡ればナントヤラというのはサラリーマンの職場でしか通用しないルールである。
その他大勢の多数派と同じ打牌をしているようでは、いつまで経っても勝ち組には回れないのだ。
プロフィール

Author:山猫@ニャー
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